こんにちは、とりかなです。
みなさんは、他人からの目を気にするがゆえにつらい思いをしていませんか?
他人に気に入られるために自分の意見を曲げる、無職になるのが怖くて無理に嫌な職場で働き続ける。
他人からの評価を気にしすぎて、自分のやりたいようにできないというのはよくある話です。
しかし、これを続けると、心はどんどん自分を失ってすさんでいきます。
他人のための活動をするのは素晴らしいことです。
しかし、それによって自分が追い詰められるのは違いますよね。
今日は、他人からの評価を気にせず、心を正常にキープする方法を紹介します。
結論は、自分らしさを軸にして行動することです。
大人は他人の評価からなかなか逃げられない

大人になるにつれて、他人からの評価を気にしなければいけない場面は増えてきます。
職場での評価、家族からの期待、友人からの視線など、全てを無視して行動することは難しいです。
自分らしさを押し殺してでも他人の評価を気にしなければいけない場面もあるでしょう。
そんな中でも「自分らしさ」を忘れないことが、心の平静を保つコツです。
自分らしさを押し殺して他人の評価のために行動するのは本来特例であるはずです。
しかし、自分らしさの軸を強く持っていないと、それはいとも簡単に壊れ、自分ではなく他人の評価に依存する状態が基本になってしまいます。
軸があれば心はいずれ安定する
今日の言葉は小池一夫さんの著作、『人生の結論』(朝日新書)からです。
他人に気に入られる自分より、自分が好きな自分になることは、生きる喜びの大きな要素です。それは、精神的に逞しく生きるということです。
小池一夫『人生の結論』朝日新書 p,108
(太字・下線は引用者による)
そして、誰にどう評価されようが、自分の軸を持っていなければなりません。その軸がブレなければ、他人からの評価に動揺することはありません。
小池一夫『人生の結論』朝日新書 p,108
(太字・下線は引用者による)
自分が「自分らしさ」を愛し、それを軸に生きていくことの重要性が説かれた言葉です。
【書籍情報】
著者の故・小池一夫さんはクリエイターとして多方面で活躍されていました。
人生を鋭く語りつつも、ユーモア溢れる小池さんのツイートを目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
本書には、そんな小池さんの人生訓がつまっています。仕事、人間関係、老いなど、誰にとっても悩みになりうる問題に焦点をあてています。話題はディープなものですが、それぞれ2ページほどで解説してくれるので、非常に読みやすいです。
普段はあまり本を読まないもののTwitterでの小池さんの言葉に心惹かれた、という方にも是非とも手に取っていただきたいです。
自分らしさを貫けば心は充実する

自分らしさを貫いてとった行動は全て自分で決断したことなので、結果はどうあれ心は充実感を得られます。
僕、とりかなは自分らしさを貫けることだけがとりえです。
周囲の人には「なんでそんな苦しい状況で元気なんだ?」と、よく言われます。
僕は何かを決断するときはまわりに流されず自分の信念に従って決断してきました。
大学をやめて再受験(第一志望は受からず)、就活をやめて大学院受験(結果は出ず)、そして現在はフリーで仕事をしています。
信念に従ったがゆえに失敗したことや損をしたことは数えきれないほどありますが、それでも僕は信念を貫いてよかったと思っています。
決断を後悔したことは一度もありません。

全て、他人のためではなく自分らしさを追求して自分で選んだ道なので、つらいことがあっても他人のせいにしないですむんです。
他人のせいにするという逃げ道を使うと、そんな自分が嫌になってくるんです。
そしてなにより、自分らしさに従って行動すると、自分のことが好きになります。
自分らしく生きるということは、自分の長所を生かすということに繋がるので、自分の優れた部分を実感しやすいんです。
しかし、自分らしく生きるというのは一種のわがままであり、社会人としてそれを実行するにはリスクが伴うことが多々あります。

ですので、小さいことから始めてみることも大いにありだと思います。
このブログを始めたのも、小さな自分らしい活動のうちのひとつです。
ブログは趣味のような感覚で始めましたが、記事を書いている中で自分の長所を数多く発見することができました。
現代では、他人の目を気にしすぎるあまり、いつのまにか自分らしさを見失いがちです。
そんなときは、小さなことからでもいいので「自分らしい」と思える行動を起こし、「自分らしさ」という軸を強く意識してみてください。
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