こんにちは、とりかなです。
みなさんは、本当にやりたいことに挑戦できない、そんな状況に陥ったことはありますか?
自分の挑戦したいことがあっても、リスクや世間体が気になって動けなくなる瞬間はきっと誰にでも訪れると思います。
今日は、そんな心の迷いから一歩踏み出せないときの考え方を紹介します。
きっとこの記事が新しい一歩を踏み出す力になります。
結論は、他人の目を気にしないことです。
進みたい道を選ぶのは楽ではない

みなさんは現在、自分が進みたい道を歩めていますか?
自分の理想的な道を歩めている、という人は少ないのではないでしょうか。
経済的理由、リスクが大きすぎる、世間体など、さまざまな理由があると思います。
今回の記事は、物事を決めるときに他人の目や世間体を気にしてしまうという人に特に読んでいただきたい内容です。
人生の短さを知る皇帝のことば
今回は古代ローマの皇帝、マルクス・アウレーリウスの著作、『自省録』から言葉を紹介します。
公益を目的とするのでないかぎり、他人に関する思いで君の余生を消耗してしまうな。なぜならばそうすることによって君は他の仕事をする機会を失うのだ。
マルクス・アウレーリウス(著)、神谷 美恵子(訳)『自省録』岩波文庫 p,37
(太字、下線は引用者による)
マルクス・アウレーリウスは皇帝として職務をこなしていたため、非常に忙しい日々を送っていたはずです。
それゆえ、人生における時間の価値を理解していたのでしょう。
この言葉からは、限りのある人生を他人に奪われてはならない、そんな意思を感じます。
他人を気にしすぎて自分を見失う、ありがちなことですがこれを続けて生きた人生は本当に満足のいく人生になるのでしょうか。
【書籍情報】
古代ローマの皇帝でありつつ、哲学者として生涯を通して思索を続けたマルクス・アウレーリウスが記した手記がこの『自省録』であると伝えられています。皇帝という地位にありつつも、一人の人間として真理を追い求めた姿勢を文章から感じることができます。約2000年前の著作ですが、現代の私たちに刺さる内容ばかりです。今の時代にどこか窮屈さ、疑問、不安をかかえる方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。
自分の人生の責任をとれるのは自分だけ

僕は大学を2か月で中退しました。
受験の結果、縁あって文学部に入学させていただいたのですが、
「これを4年間やって自分は成長できているんだろうか…」
という不安に襲われてしまったんです。
その当時の僕は、
- 不安を抱いたまま大学生活を送る
- 再受験して自分の納得できる分野を学ぶ
という2つの選択肢で迷いに迷っていました。
家族、友人、先輩など、さまざまなところで相談をしました。
その中で多かったのは
「せっかく入ったんだからとりあえず続けてみれば?」
という意見でした。

しかし、僕の中では再受験したいという気持ちがどんどん大きくなっていったんです。
(意見をもらっておいて本当に申し訳ないのですが)
中退する直前は、
「ここで挑戦しなかったら一生後悔する」
といった心境でした。
今思い返せば、大学に残りたいという気持ちは少なからずありました。
しかし、その気持ちは自分の本心というよりも世間体や他人の意見を重視した気持ちでした。
結果的に、1年目の浪人は全滅して失敗し、2年目でようやく再入学することができました。
自分の信念を貫いた選択だったので、1年目失敗したときはなんの後悔もありませんでした。
アルバイトをしながらの浪人生活はハードなものでしたが、自分の進みたい道を進んでいたので、不思議とつらくはありませんでした。
他人の目を気にして選んだ行動は、失敗すると言い訳したくなります。
対して、自分の意志で選んだ行動は、失敗しても納得できます。
自分の人生に責任をとれるのは結局自分しかいないですからね。

他人を気にして自分の信念を曲げた行動をしているとき、それは「生きている」といえるのでしょうか。
いつの間にか、他人の目や世間体に「生かされて」いないでしょうか。
マルクス・アウレーリウスの言葉からも見て取れるように、人生の時間は限られています。
自分が「生きている」と実感できる時間を過ごすために、他人の目や世間体に惑わされず、自分の信念を貫く選択をすることも、人生には必要です。
とりかなの雑談

先日、体調を崩してしまい投稿日が空いてしまいました。
申し訳ございません。
現状、記事のストックはしないでその日、その日で投稿を続けているのですが、少しストックをして毎日決まった時間に投稿したほうがいいのかなと感じました。
仕事の都合上、投稿が深夜になってしまうことが多かったので、その点も改善したいと思っていました。
ストックするまでにしばらく時間がかかってしまうため、もうしばらくは日をまたいで更新することもあるかと思われます。
今しばらくお待ちください。
今日も読んでいただきありがとうございました!
鳥海かなと(Twitter@knt_toriumi)
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