こんにちは、とりかなです。
今回は、怒りをおさえる方法を紹介します。
結論は、即反応せずに時間を置くことです。
日常にひそむ怒り

突然ですが、皆さんは最近怒ってしまうことはありましたか?
ぜひ一度、今週あったことを思い出してみてください。
私たちの生活の中には、怒りを引き起こす出来事が数多く潜んでいます。
道行く人とぶつかって怒る、いたずらっ子に対して怒る、無神経なツイートを見てイラっとする等…
些細なことでいつの間にかイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。
怒りにまかせて言ってしまった言葉を引きずって後悔することもあると思います。
怒りははじめが肝心
今日は怒りへの対処法に関する言葉を、約2000年前のローマで政治家・哲学者として活躍したセネカの著作『怒りについて』から紹介します。

怒りに対する最良の対処法は、遅延である。怒りに最初にこのことを、許すためではなく判断するために求めたまえ。怒りには、はじめは激しい突進がある。待っているうちに熄むだろう。全部取り去ろうとしてはならない。一部ずつ摘み取っていけば、怒り全体を征服できるだろう。
(セネカ著、兼利琢也訳『怒りについて』岩波文庫 p,174)
(太字は引用者による)
※熄む(やむ)
大切なことをまとめると、
- 怒りを感じたときは時間を置くことが有効である
- 怒りはじめた時は特に激しい怒りを感じる
という2点です。
怒りはじめた時の「激しい突進」に身を任せないことは特に重要だと思います。
これらは日常の中でどのようにいかせるでしょうか?
イラっとしたら深呼吸

- 飛び込み乗車しようとしている人とぶつかる
⇒イラっとしてにらむ、文句を言う - ちいさなこどもがイタズラした
⇒その場の感情に任せて、悪意のないこどもを怒鳴りつけてしまう - LINE、Twitter等で攻撃的なメッセージを受ける
⇒怒りに任せて即返信、感情に任せた返信。
- 飛び込み乗車しようとしている人とぶつかる
⇒反射的にならず、見ず知らずの他人に怒鳴るメリット、デメリットをしっかり考える - ちいさなこどもがイタズラした
⇒落ち着いてこどもがイタズラした理由を考え、良いこと・悪いことの区別を伝える(こどもへの影響をしっかり考えたうえで叱る・諭す) - LINE、Twitter等で攻撃的なメッセージを受ける
⇒即返信はせず、翌日に気持ちを落ち着けてから返信する
(文面では感情や真意が伝わりづらいため、要注意)
いかがでしょうか。
インターネットを介した言葉のやり取りでは、特に有効な知恵だと思います。
意識すればだれでも時間を置くことができるからです。
ネットの世界では対面での会話と異なり、即反応を求められません。
少なからず思考できる時間が生まれます。
一度冷静になり、この言葉を聞いて相手はどう思うのか、面と向かっても相手にいえる言葉なのか、再度考えたうえで反応すべきです。

怒りを感じた時には、一度深呼吸して、自分を見つめなおすことを心がけましょう。
とりかなの雑談

実質初投稿だったので右往左往しながら書いたのですが、いかがだったでしょうか?
ブログを書き始めて思ったこと⇒「めちゃくちゃ時間かかる………」
ブログやYouTubeで発信し続けている人を心から尊敬します。
でも、ブログを書くために本を深く読みこみ、webページについて調べ、文章の書き方を学び…といった時間は充実しているのでとても楽しいです。
今回、雑談コーナーを設けてみましたが、ゆるーく話したいことがあったら随時やっていこうとおもいます。
率直な気持ちをつらつら書きたいので、くだけた文章になるのはおゆるしを。
今回は以上になります。読んでいただきありがとうございました!
鳥海かなと
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