こんにちは、とりかなです。
今日はアイデアを出すために大切な考え方を紹介します。
意識を変えるだけのほんとうに簡単な方法です。
結論は、ゼロからオリジナルで考えないことです。
アイデアが思いつかない!

みなさんは、オリジナルのアイデアが出ずに苦しんだことはありませんか?
自由研究にはじまり、作文、プレゼンテーション等、画期的なアイデアを求められるシーンは人生で多くやってきます。
かくいう僕も昔からアイデアが浮かばない人でした。
「発表明日なのにどうしよう…斬新なもの…うーんうーん…徹夜しなきゃやばい…⇒寝落ち!」は何回やらかしたかわかりません。
「自分オリジナル」を見せつけたくて、無から有を生み出そうとしていたんです。
しかしあるとき、意識を変えるだけでアイデアを出しやすくなることに気づいたんです。
ほんとに意識を変えるだけ。
オリジナルの考え方
その意識改革をしてくれる言葉を、堀井 憲一郎さんの著作『いますぐ書け、の文章法』(ちくま新書)から紹介します。

オリジナルとは、人の成果を踏まえて、それをすべて呑み込んだうえで、たったひとつでいいから、何か新しいことを示すこと、それだけです。それがオリジナルです。
(堀井 憲一郎『いますぐ書け、の文章法』ちくま新書 p,147)
(太字、下線は引用者による)
この言葉は文章を書くときの意識として紹介されていますが、これはどんな分野にもあてはまる本質的な言葉だと思います。
【書籍情報】
読んでもらえる文章を書きたい人には、ぜひご一読いただきたい一冊です。
「文章はサービス業であり、読者(お客様)に楽しんでもらうことが最重要」というマインドを、全編通してみっちり学べます。
僕もブログを書くうえで、とても参考になりました。特に、これから文章で発信していきたい方に強くおすすめします。
完全オリジナルなんてつくれない

みなさんはオムレツをつくれますか?
恥ずかしながら僕は手順がわかりません。たぶん立体にすらなりません。
なぜシェフや親御さんがたはうまくオムレツをつくれるのでしょうか?
そう、レシピがあるからですね。古来より人が積み重ねてきたオムレツのレシピが。
この世にオムレツのレシピが存在しなかったら現代の美しいオムレツはつくれませんよね。
これが人の成果を踏まえるということです。
無から有を生み出すことは本当に大変なことなのです。
では、なぜ高級レストランのオムレツは高いうえに食べてもらえるのでしょうか。
そう、シェフが先人の知恵を踏まえたうえでオリジナルのオムレツにするための工夫をしているからですね。
オリジナルというのはこういうものなのです。人はそのごくわずかな違いに価値を見いだすのですね。
オリジナルのアイデアが浮かばなくて途方に暮れている時は、
「0%⇒100%」のイメージを捨てて、「99%⇒100%」くらいの軽い気持ちでオリジナルに挑戦してみてください。
99%の知恵を借りたとしても、きっとあなたの知恵の結晶である1%が大きな価値を持つはずです。
※著作権侵害にあたるような悪質な引用・剽窃・盗作は絶対にやめましょう。
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