読書が得意になる裏ワザ【得意な人は読破しない】

こんにちは、とりかなです。

みなさんは、本を読むのを途中で諦めてしまったことはありませんか?
「内容が理解できなくなった」「時間がない」「おもしろくない」

こういった理由で本を読むのをやめてしまった方もいるのではないでしょうか。

今日は、本を読みきるコツを紹介します。

結論は、不要な部分を読まないことです。

目次

不要なところは読まない

先程、今日紹介するのは「本を読みきるコツ」と言いましたが、正確に言うと「本の必要な部分を読みきるコツ」となります。
本を読みきれない人、本が苦手な人の多くは、本のボリュームの多さに圧倒されてしまいます。

本は、必要な部分だけ読めばいいんです。
本に関しては食わず嫌いをどんどんしていくべきです。

「本は最初から最後まで順番に丁寧に読みきる」
という意識を持っていると、一冊の本がとてつもなく高い壁に感じてしまいます。

では、必要な部分を判断するにはどうすればよいのでしょうか。

本を読む目的を明確にする

本を読むとき、目的を意識していますか?
テスト勉強のため、娯楽として、調査研究のため…。
さまざまな理由があると思います。

目的を意識することは大切なことです。
目的を意識することで、必要な部分とそうでない部分の区別ができるからです。

また、目的によって本の読みかたが変わってきます。

たとえば僕の場合、娯楽として小説を読むときと、知識をつける目的で参考書を読むときは全く読みかたが異なります。

小説は、場面の移り変わり、登場人物の心境、著者の言葉選び等、全てをていねいに楽しむ目的で読むので、全てのページをじっくり読みます。
思わぬところに伏線が隠されていたり、1ページ流し読みしたら状況がわからなくなったりもざらにあります。

対して参考書を読むときは、必要な情報を探す目的で読み始めます。
そのため、必要ないと判断した部分はとばす、もしくは流し読みします。

読み込むというよりも、文章の中から情報を探し出す宝探しのような感覚です。

目次を読んで全体像をつかむ

この宝探しで重要なのが目次です。
目次は宝探しのフィールドマップ(本の全体像)であると同時に、どのあたりに宝(必要な情報)が埋まっているか教えてくれる超重要アイテムです。

目次を見ないで参考書を読み始めるのは、広大なフィールドでヒントなしに宝を探すようなものです。

仮に、テスト範囲が教科書全てだったりしても、まずは目次をみてください。
細かいことを学んでいくときも、全体像を理解しているとしていないとでは効率が大きく変わります。

あとがきや解説も有効活用

僕は、基本的に本文に入る前にあとがきを読みます。(小説等のネタバレが嫌なものは除く)
あとがきには、著者による要約や重要な点が頻繁に書かれています。

これも、本の全体像をつかむ助けになります。


著者本人の要約で間違いがないうえに、あとがきに書かれているということは著者にとっても重要な点である可能性が高いです。

また、あとがきでは著者がその本を出版するに至った経緯などが書いてあることもあります。
これらの情報も、必要な部分を特定するヒントになることがあります。

まとめ

結論を再度述べると、本を読む際に不要な部分は読まないことです。

不要な部分は読者によって異なります。
僕の場合、小説に不要な部分はなかなか見つけられないのですが、小説を大量に読んでいる方は流し読みしてもよい部分がわかっているかもしれません。

結局、その部分が必要か不要かは主観でしかないので、それを見極める眼を育てる必要があります。
本記事が、その助けになればうれしいです。

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この記事を書いた人

文筆家・ナレーター。大好きな本や言葉で培った感性を活かし、独自の視点で創作を行っている。読書を仕事にすることを夢見て日々奮闘中。

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