心の傷はゆっくり癒そう【気合いでは治りません】

こんにちは、とりかなです。

みなさんはつらいとき、落ち込んだ時に、気合いで何とかしようと思ったことはありませんか?

今回は、メンタルに関する考え方を紹介します。
大切なことは、心の傷が簡単に治るものだと思わないことです。

目次

心の傷は気合いでは治らない

ここからは、僕の経験にもとづいた話をします。
心の問題については個人差が非常に大きいので、絶対的な答えはありません。
あくまでも、一つの考え方として参考にしてください。

心の傷は、体の傷と比べて軽視する人が多いです。
骨折したときに気合いで治そうとする人はいないと思いますが、こと心の傷になるとある程度は気合いでなんとかなると考える人はいるのではないでしょうか。

体のケガに関しては、じっくり時間をかけないと傷が癒えないことを感覚、視覚的に理解する機会が多いと思います。
しかし、心の傷は目にも見えなければ、感覚を共有することも難しいです。



そのため、心の傷を治す難しさを知るには、自分で経験しないといけないというのが厄介な点です。
意識をしないと、「心は気合いでコントロールできる」といったような考えをしてしまうこともあるでしょう。

僕としては、この考えを持つと悪影響を及ぼすことが多いように感じます。
一番の理由は、「心もコントロールできない自分はダメな奴だ」という感情が生まれ、自分をさらに追い込むことになるからです。

心の傷は、体のケガと同様に自分の気合いだけではどうにもならないという諦めの気持ちを持っているほうが、いざ直面したときに心が軽くなると思います。

また、周りの人が滅入っている時に気合いでなんとかすることを要求するのも避けたほうがいいですね。

時間が解決してくれるという気持ちも大切

では、気分が落ち込んだときはどうすればよいのでしょうか。
僕は、自分と向き合う時間を極力減らしつつ、時間が解決してくれるのを待っていました。

自分と向き合う時間を減らすことは大切だと思います。
心が弱っている時に一人になって自分と向き合うと、悪いことばかり考えてしまうからです。

家族や友人に会う機会を作れる環境にあれば、勇気を出してその予定をたてることをおすすめします。
相談することは難しかったとしても、人と会うだけで心は何かしらの反応を示してくれます。

相談できれば最高。できなくても心が落ち着く、自分と向き合う時間を減らせるからOK。
くらいの気持ちで誰かに会うべきだと思います。

逆に、誰かに相談されたりしたときは、理解しようとするよりも寄り添って時間を共有してあげることが大切だと思います。
なんとなくは理解できても、完璧に他人の心を理解することは不可能ですからね。


まとめ

大切なのは、心が落ち込んでいる時に気合いで無理に治そうとしないこと。
また、周囲の人にも気合いで治すことを要求しないことです。


そんなときこそたっぷり時間を使って休むべきだと思います。
体だけでなく、心のケアもある程度自分でできたほうが、人生を気分に過ごせるはずです。

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この記事を書いた人

文筆家・ナレーター。大好きな本や言葉で培った感性を活かし、独自の視点で創作を行っている。読書を仕事にすることを夢見て日々奮闘中。

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